12月は「暮らしの学校 農楽(の~ら)」(豊岡市)代表・木村尚子(ひさこ)氏をお迎えし、「の~らから見えてくるもの」というテーマでセッションを進めてまいります。
9月セッションでの平田オリザさんの話を思い出します。
『現在の消費社会、金融社会の市場原理のもとで、私たちは利便性、効率性の追求により多くのものを失った。その代償はとてつもなく大きい。地域が「無駄」を包括することができなくなった時、それは日本の弱体化を意味する。地方のひきこもり人口は相当なもの。一つの成功の道からはずれると、どこにも戻れない、居場所がない。』
(9月セッションの記録)
木村さんからのコメント
『暮らしの学校 農楽は、福祉でも一般就労でもない第三の働き方を模索するために設立されたオルタナティブな学校です。
コミュニティの一員として幸せに生きていける力を身につけてほしいとの思いから、食べ物を自分で作る体験、他人と繋がる経験、失敗OKな雰囲気を重視し、農作業体験や調理、加工品づくりを中心にゆるやかに活動しています。
ある意味、の~らは今の社会の矛盾や困難がざっくり見渡せる場所であると同時に、小さな希望の場になれるような気がしています。今後は、の~らのような場をあちこちに広げていくお手伝いなどもしていきたいと思っています。』
木村さんは『「場」があれば出て来られる。同じ社会に住んでいる安心感を提供したい』と言う。みんなでこの『場』とは何か、できることは何か、を一緒に考えてみませんか。
【記】
日 時: | 2014年 12月19日(金) 19:00 〜 22:00(受付開始 18:30) |
場 所: | ドーモ・キニャーナ(豊岡市日高町) |
ゲスト: | 木村 尚子 氏(暮らしの学校 農楽(の~ら)代表) |
テーマ: | 「の~らから見えてくるもの」 |
参加費: | 3,000 円 |
※ 講演後、立食交流会があります。 | |
※ 参加申込は、 までご連絡ください。 | |
※ 参加希望の方のみご連絡ください。(不参加のご連絡は不要です) | |
(先着 40名様)(「満席」の場合はこのページでお知らせします) | |