9月は、平田オリザ 氏(劇作家・演出家)をお迎えし、「下り坂をそろそろと下る」というテーマでセッションを進めて参ります。
近著『下り坂をそろそろと下る』の中で、「日本はもはや工業立国ではない」「日本は成長せず長い後退戦を戦っていかなければならない」「日本はもはやアジア唯一の先進国ではない」と位置づける。その通りだと納得するも、なんとも衝撃的です。
一方、『わかりあえないことから』では、明治の近代化、戦後復興、高度成長を支えてきたのは、日本人の均質でハイコンテクスト(分かり合う)な文化がそれを可能にしたと指摘。
しかし、「成長型社会」から「成熟型社会」への変換を迫られる今、必要なのは「従来型のコミュニケーション」から「異文化理解能力を備えたコミュニケーション」を身につけていくこと。
現在、豊岡市(『下り坂をそろそろと下る』の中でも紹介されている)では、「ふるさと教育」「英語教育」「コミュニケーション教育」を3本柱として全小中学校での実施を目指しています。
これらの、言わば「平田オリザ・メソッド」を実際にご本人からお聴きしながら、議論し、理解を深めていきたいと思います。
たくさんの参加をお待ちしております。
【記】
日 時: | 2016年 9月16日(金) 19:00 〜 22:00(受付開始 18:30) |
場 所: | ドーモ・キニャーナ(豊岡市日高町) |
ゲスト: | 平田オリザ 氏(劇作家・演出家) |
テーマ: | 「下り坂をそろそろと下る」 |
参加費: | 3,000 円 |
※ 講演後、立食交流会があります。 | |
※ 参加申込は、 までご連絡ください。 | |
※ 参加希望の方のみご連絡ください。(不参加のご連絡は不要です) | |
(先着 40名様)(「満席」の場合はこのページでお知らせします) | |