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セッション
Session No.37 「コウノトリの野生復帰のこれまでとこれから」

1999年の兵庫県立コウノトリの郷公園開園以来、同施設の研究者としてコウノトリ野生復帰に携わってこられた 大迫義人 氏をお迎えし、「コウノトリの野生復帰のこれまでとこれから」をテーマに12月度セッションを進めてまいります。

2005年9月のコウノトリ試験放鳥開始から11年が経ち、現時点で91羽の豊岡由来のコウノトリが豊岡盆地を中心に野外生息しています。昨年度より、千葉県野田市、福井県越前市、韓国でもコウノトリ放鳥事業が始まり、コウノトリの野生復帰は豊岡から全国へ、さらに日本から世界へと、その動きが広がりつつあります。昨年9月で放鳥10周年を迎え、本年は次の10年に向かってのスタートの年。大迫氏には、コウノトリ放鳥の最初の10年をレビューして頂き、この先10年の本事業の展望について、研究者の立場からスピーチをお願いしています。

街づくりのシンボルとしてのコウノトリの話題は普段から事欠きませんが、コウノトリを放す側からの科学的な話を聞く機会は限られます。今回のセッションを通してコウノトリ野生復帰の「これから」を共に考え、私たちの生活意識や行動へのヒントとなればよいと思います。多くの皆さんの参加をお待ちしています。

大迫 義人 氏(プロフィール)
昭和32年(1957年)鹿児島県生まれ。京都大学理学部卒、大阪市立大学博士課程単位取得(理学博士)。福井県自然保護センター勤務を経て、1999年兵庫県立コウノトリの郷公園主任研究員として着任。兵庫県立大学環境資源マネジメント研究科准教授。
希少鳥類であるコウノトリとツル類を主な対象として、それらの生息環境や餌動物などの解析と復元、及び飼育下個体の増殖・管理などについて、遺伝学的分析も含めた生態・行動学的研究を進めている。


【記】
日 時:2016年 12月16日(金) 19:00 〜 22:00(受付開始 18:30)
場 所:ドーモ・キニャーナ(豊岡市日高町)
ゲスト:大迫 義人 氏(兵庫県立大学地域マネジメント研究科准教授)
テーマ:「コウノトリの野生復帰のこれまでとこれから」
参加費:3,000 円
  ※ 講演後、立食交流会があります。
  ※ 参加申込は、 までご連絡ください。
  ※ 参加希望の方のみご連絡ください。(不参加のご連絡は不要です)
  (先着 40名様)(「満席」の場合はこのページでお知らせします)
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