12月は、浄慶拓志 氏(大徳醤油株式会社 四代目)をお迎えして「有機 ✕ 地域 ✕ 伝統の醤油づくり」というテーマでセッションを進めて参ります。
日本は、その特有の気候風土により地球上最多の麹菌が分布生息していると言われる。この麹菌が米や大豆、麦に繁殖して「麹」をつくり、醤油や味噌や米酢が得られます。今回は、日本人の味覚の原点ともいえる「醤油」にスポットを当てます。
戦後、醤油市場が拡大するにともない、大手メーカーが大量生産、低価格によりシェアを独占。多くの天然醸造の醤油メーカーが減少するなかで、大徳醤油(養父市)は、但馬の四季を活かし、「蔵」に住み着いた微生物が醤油を醸し出すという伝統的製法・天然醸造を守り続けています。
材料と製法にこだわり続けた醤油づくりを行なうと同時に、新たな挑戦も開始。但馬の漁港で未利用の魚介類とコウノトリ育む農法の大豆や小麦でつくった麹を加え、魚臭さのない新しい魚醤をつくり、すでに「ほたるいか魚醤」の販売を行なっています。
醤油の歴史、製法、材料を知ることにより、私たちの食の課題について考えてみませんか?但馬だからこそできる、「漁業」と「農業」と「伝統醸造」を結びつける挑戦から見えてくるものはなんでしょうか?
たくさんの方の参加をお待ちしています。
【記】
日 時: | 2017年 12月15日(金) 19:00 〜 22:00(受付開始 18:30) |
場 所: | ドーモ・キニャーナ(豊岡市日高町) |
ゲスト: | 浄慶拓志 氏(大徳醤油株式会社 四代目) |
テーマ: | 「有機 ✕ 地域 ✕ 伝統の醤油づくり」 |
参加費: | 3,000 円 |
※ 講演後、立食交流会があります。 | |
※ 参加申込は、 までご連絡ください。 | |
※ 参加希望の方のみご連絡ください。(不参加のご連絡は不要です) | |
(先着 40名様)(「満席」の場合はこのページでお知らせします) | |