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セッション
何が私を駆り立てるのか?  中貝 宗治 氏(豊岡市長)
1.主催者あいさつ
2.わたしのまちの市長さん(子どもの視点から)
3.「豊岡」を語るときの視点、そこにある 2 つの大きな「感動」
4.「中貝流」はいかにして育まれたか(1)
5.「中貝流」はいかにして育まれたか(2)
6.感動が感動を呼ぶ。心を動かすのが「中貝流」(1)
7.感動が感動を呼ぶ。心を動かすのが「中貝流」(2)
8.感動をベースにした「中貝流」哲学

せまり役:他に質問はありませんか? そろそろ最後の質問です。

本日のタイトル「何が私をかりたてるのか」についての答えは?

芸術家風に言えば「そこは私のお話を聞いたあなたに、自由に感じ取っていただきたい」というところですが(笑)、強いて言うなら、「この地の肯定」ということでしょうか。「この地の村の暮らしの肯定」、「この地での人生の肯定」、ううむ、、、とにかく全面的な肯定の気持ちです。

最近、村の暮らしがいいなあと思うのです。日ごとにこの気持ちが強くなっている。すごくいい。誰もに活躍の場があります。死んだら眠る墓もある。たとえば、火事の現場で大工さんがとても鮮やかに活躍されたりするのを見て、なんと素晴らしいことだろうかと思うのです。村の誰もに役割があって、持ち場があって、それを互いに認め合っている。

私をかりたてるものを言葉で言うなら、「この自分の村をなんとかしたい!」ということになるんだろうと思います。ここで暮らす人々、人生。豊岡での命を全面的に肯定する気持ち。「これでいいのだ」という気持ち。豊岡の人生、ええやんか、という気持ち。この気持ちの入口がコウノトリであってシンボルなのだと思うのです。「コウノトリ」にエッセンスは全て入っていますから。

最後に 6 分だけ、つきあってくれますか。僕が子供向けに最近書いた詩です。

 『コウノトリのうた』

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